チンクエテッレを巡るミラノからの英語のバスツアーに、同じ門下の友人と二人で参加しました。
地中海に面する断崖絶壁の険しい岩山にへばりつくように家が建っていて、Cinque(5つの)terre(土地)と呼ばれ、世界遺産に指定されています。
岩の上に細長く建てられた家々はピンクやオレンジ、白など、かわいい色に彩色されています。漁師が遠くからでも我が家を認識できるように色をつけているそうです。
険しい山はアクセスが厳しく、昔はほとんど船でしか交通できなかったのではないでしょうか。
今は海辺に沿ってトンネルを掘り、電車を通したり、山の反対側から道路を引いたりしているようです。
山の斜面には日本の棚田よりも細かい段々畑にブドウが栽培され、「Cinque Terre」の名前でワインを作っています。
バスツアーでは、山の上の方の、Rimaggioreの町の上で降ろしてくれて、後は下るだけだったので楽ちんでした。海辺に沿った電車で移動し、さらに船からの景色を楽しみながら戻ります。
途中の休憩がたっぷり取ってあり、ランチの時間を大事にするラテン文化を感じました。
海産物やジェラートを食べ、カンターレが終わった今は、ひたすらマンジャーレに励みました。